ドミニオンカードレビュー(陰謀編)

続いて陰謀編。
二回目にして作るのに時間がかかりすぎてて心が折れそうです。
基本と比べてアクの強いカードが多いですね。
陰謀のカードを使う時は、かなり慎重なプレイングを求められるので、何度もプレイしてどういう運用をするカードなのか見極めましょう。グッと勝率はアップするはずです。

手先(4点)
寵臣プレイ時に活躍、正に手下。
効果が弱いとは言え、現在の状況に応じて足りない分を補ってくれるので、何枚か購入しておくときっと活躍してくれるでしょう。あれ?手札+1とアクション+1しか選択してね?とか気づいても泣かない。
中庭(8点)
実質2枚ドロー!堀より弱い!!と、言うにはちょっと早い。
お金が余ってた時や逆に手札が腐ってた時に次ターンに期待したりとかなり柔軟なプレイングが可能。2-5スタートでこいつがあったらとりあえず取っておくと効果的。
秘密の部屋(5点)
泥棒でいらない銅貨を処分させたり、海賊船から逃げたり、詐欺師に屋敷を捨ててもらいましょう。こいつがあれば4金は確定で生み出せるので、庭園場で地味に活躍するかも。
策士二枚とこいつで毎ターン属州を買うには、仮想1金(カード一枚)が足りないのでコンボの際にはご注意を。
大広間(3点)
鉄工所があると速攻で消えるカードその1。3金余って銀貨も欲しくない場合に買いたくなるものの、ほとんど手が伸びてない事に注意。共謀者との相性が一見良さそうに見えるものの、それほど良くない事も頭に入れておきたい。
詐欺師(9点)
他のプレイヤーの銅貨をガンガン呪いに変えてやりましょう。もし防がれたとしても仮想2金出てるので十分。何も考えず変換しまくると三山切れがとても早いので、点数全然買ってなかったとかならないよう気をつけましょう。
執事(7点)
色々できる器用な子。アクションが余るような場なら購入しておくと臨機応変に動いてくれるであろう。単品で使おうとすると劣化銀貨/堀/礼拝堂なので注意。
仮面舞踏会(10点)
ドローと圧縮が同時にでき、更にアタックカードではないので防がれる事がない攻守兼ね備えた強カード。
調子に乗って打ち続けて、銀貨を渡す事になったなんてならないようご利用は計画的に。
願いの井戸(1点)
偵察員と組み合わせると一見強そうに見えて、増えたのが三枚だけとか、素直に鍛冶屋使っておけばよかったんじゃねという声が聞こえなくもないですけど、引くのが得点じゃなくなるというのは地味に強い気がします、まあ気がするだけですが。
秘密の部屋とのコンボが効果的なのは、手札と山札操作を受けないアタック時(役人/魔女/大使/海の妖婆)なのは気をつけたい。
貧民街(5点)
無理にドローを活かそうとすると+2アクションが無意味になり、だったら最初から鍛冶屋でいいじゃねえかという。いっその事ドローのことは忘れてたまにカード引ければラッキー程度の気持ちでいたほうが健全ですね。寵臣や共謀者との相性は良し。
共謀者(7点)
アクション継続のカードと組み合わせても3枚目に使用できずに終了になってしまったりよくするので、村系とドローとを組み合わせるのが吉。三番目以降に使用できれば3金以上の働きをしてくれるので侮れません。
鉱山の村(5点)
自分の番が回ってこないと思って廃棄した後に、自分の番が回ってきて顔が曇る事多々。運用が難しいものの属州一枚でも多く買えれば勝ちに近づくので、気にせずガンガン廃棄しちゃいましょう。購入が増えてれば多い日も安心。
男爵(8点)
序盤終盤問わずかなりの活躍をしてくれる良カード、彼の+購入には何度お世話になったか。屋敷が手札になかったら?もう一つの効果で屋敷取ればいいんです。
偵察員(4点)
アクション/勝利点カードを持ってくるのは一度は考えるコンボですが、貴族とハーレムは高いので手軽に持って来れないし、大広間と島を持ってきても大して役に立たない、と、実用性はほぼなし。しかし遅めの庭園/公爵プレイ時はそれなりの活躍は見せてくれるでしょう。
鉄工所(8点)
大広間と島があったら大活躍。三山切れのタイミングが早くなるカードなので、得点購入はお早めに。
銅細工師(5点)
序盤に金貨を取るだけのカードとしか見られていませんが、コンボに組み込んだ時の爆発力はかなりのものの、購入は増えないので別途用意する必要はあります。
策士との相性はなかなか。個人的に大好きなカード。
橋(8点)
単体で運用してもそれなりの働きは見せてくれるカード。原住民の村とのコンボは爆発力はあるものの、即効で三山切れで終了になりやすいので他の人のプレイングに特に注意。コストに影響されるアクション(工房/改築/密輸人 等)にも効果はあるものの、手間の割りに実益は薄いのでできたらラッキーくらいの勢いで。
改良(6点)
海の妖婆の天敵。改築程の柔軟性はないものの、呪いを破棄してくれたり後半に得点を少し伸ばしてくれたりと地味に活躍してくれます。後半の4コスト帯からの公領変換は、銀貨からの変換と違いどうしてもデッキ元々の動きが鈍くなってしまう為、積極的に狙う程でもない感じ。
交易場(7点)
屋敷と銅貨を適当に銀貨にしておくだけでもかなりの強さ。アタックカードを使われても適当にプレイするだけで勝てたりする素晴らしいカード。
後半は空気。何故か全国のお父さんお疲れ様ですという言葉が浮かんだ。
公爵(7点)
公爵プレイ時に気をつけたい点は、単体である程度の動きをしてくれるカードを多めに。普段大人しい偵察員や航海士が光り輝いてくれるでしょう(きっと)
拷問人(9点)
本気出した鍛冶屋。ボーっとプレイしてると自分のターンが回ってくるまでに拷問人3人が飛んできたりするので目も当てられない。対抗策として改良やドローカード等で頑張ろうとしても、スピードで負けてしまうので止めておいた方が無難、それよりもこいつを打った方が早い。
アクションの効果うんぬんより、3枚ドローできるので純粋に強い。
寵臣(8点)
ドミニオンの招待ではオール10を獲得し、ミスタードミニオンの呼び声高いカード。しかし周辺ではその評価に疑問を持たれており「寵臣買ったんですかー、こりゃ負けたな(笑)だって10点だし(笑)」とか「えー寵臣買ったのに負けたんですか(笑)だって10点ですよ?(笑)」等の囁きも聞こえてきたり。*1
実際圧縮後の寵臣プレイの爆発力は凄いものはあります。寵臣単体ではどうしてもドローの方を選択しがちな為、他にも仮想コインを用意したいところ。
破壊工作員(1点)
買わないと負けるカードは多々あるものの、これは買ったら負けるカード。多くは語りません、というか語れないですコレ・・・
貢物(3点)
左隣の人のプレイングにもろに影響されるカード。財宝や得点を買い始めたりしたら取りたい所ですが、実際はこのカードを意識させられてアクションに走られる事多々。むしろドローカード大目に購入し、アクション増加カードとして見れば上手く使えるかも知れません。まあ自分の右隣のプレイヤーの貢物で落とされるんですけどね。
貴族(7点)
複数枚買っても腐らないカード。周囲のプレイヤーの愛好者は多いですね。
選択系のカードはアクションが多めの場で真価を発揮しますが、こいつ自身がアクション増加カードなのでかなり使いやすいです。しかしこればっかり買っても点数は伸びにくいので他の優秀なアクションもお忘れなく。
ハーレム(4点)
弱くはないと思うんですが、金貨と比較してしまうとどうしても・・・。後半の鉱山で、銀貨や金貨をコレに変換した上で属州を購入!\カッコイイ!!/
闇市場(4点)
これに魅せられたプレイヤー多し。使えるとか使えないとかじゃなくって、楽しそうでしょう?

*1:幻聴です